ハタラクティブ インタビュー記事(2)
ハタラクティブ インタビュー記事の続き(後半部分)となります。
では、早速ご覧ください!
フリーター就職支援【ハタラクティブ】インタビュー記事(1)前半はこちらです。
1.どんな人がハタラクティブを利用していますか?
2.ハタラクティブ利用者が正社員を目指そうと思ったきっかけって?
3.何社目くらいで内定が出ることが多いですか?
4.就職先が見つからないケースってありますか?
5.就職後のサポートについて
6.印象深かった就職例ってありますか?
7.こういう求職者の方は困ります
8.企業が未経験者を採用するときに期待する事って?
9.内定を獲得するために大切な事って?
10.内定を獲得するために大切な事って?
11.インタビューを終えての感想
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どんな人がハタラクティブを利用していますか?
Q:なるほど。次はご登録者様の話なのですが、どういった方が多く登録されているのでしょうか。年齢とか、最終学歴とか。
A:ご年齢に関しては、20代の方々がほとんどですね。
男女は本当にあまり差がなく1対1ぐらいの割合かなというところです。
学歴ですが、大卒の方も多く登録されていますし、で門学校卒であったりとか高校卒業であったりとかという方も多くいらっしゃいます。
ですからご相談にあたっては、あまり学歴というところで意識する必要はないかなと思います。
Q:正社員での仕事を探している方には、どんどん来てほしいということですね。
ハタラクティブ利用者が正社員を目指そうと思ったきっかけって?
Q:次ですね。わかる範囲で構わないのですけれど、どういったきっかけで正社員になろうと思った方が多いのかな、と言うことを教えていただけますか?
A:いろんなケースはもちろんありますけれど、一つはやはりライフイベントとしてご結婚されるとか、あるいはお子様ができたとか、授かったとかというようなケースとかですね。
やはり自分の生活の状態を変えなければ、と言うことでこのままアルバイトをしていてはいけないという形でご登録されるケース。
あと多いのは、20代後半の方とかで親御様からというケースも結構ありますね。
「(いつまでも)こんなことしていたらだめでしょ」というような形になって来られるケースは多いです。
他には、いわゆる資格取得を目指していたりであったりとか、バンド活動、あるはプロサッカー選手を目指していたなど、何らかの道を自分なりに極めようと頑張っていた方が上手くいかなかったという事で、そこからご就職を志望されるという方も結構いらっしゃいますね。
あとは場合によっては、やはり自分の周りとか、あとアルバイト先の中で大学を卒業されるタイミングで皆さん就職される事が多いので、考えたら今の状況、自分まずいなって思ったから来ました、という方もいらっしゃいます。
何社目くらいで内定が出ることが多いですか?
Q:求職者の方、お一人様あたり何社ぐらい受験されて内定が出る事が多いのでしょうか?早い方はもういきなり出ますよね、お話聞いていると。
A:正直そうですね、早い方は出ますね。
我々としてもあまり数を紹介してしまって、かえってご本人が悩む環境をあまり作るのもよくないかなと思っていますので、ある程度絞って2社程度ぐらいでご紹介をさせて頂く事が多いです。
書類選考も、大体通るかどうかというのはわかっていますので。通せると思うとやっぱりほぼ通りますね。
ですので、選考自体は同時並行で多くても4社ぐらいでしょうか。
大体平均は2社ぐらいで進めているというような感じです。
あとご本人様も合わせて受けているケースも多いですからね。
Q:(ハタラクティブと並行して)自分でも応募ですか?
A:そうです。
Q:なるほどですね。次は内定を獲得している方の共通点とか、こういった行動をされている方がやっぱり内定を取りやすいという、何かそういうのが見えていれば教えていただけますか?
A:やっぱり何かに打ち込んだ経験というのがやっぱり強みになると感じています。
一つのことにコミットメントしてやってきたという経験は、企業様の方でも評価して頂けているようです。
例えばですけれど、先ほどお話ししたようなプロを目指していたという場合とかでも、プロを目指していたという言葉だけではなくて、「どれだけ行動を起こしていたか」であったりが重視されます。
その中で自分なりに頑張ってやり切れていたという感覚があれば、仕事も同じことができるのではないのかなというふうに見られやすいので、そこに再現性があるというところで内定を取られやすいというのはありますね。
Q:再現性ですね。
A:そうですね再現性です。あとはもう未経験、ゼロベースであっても、やる気で満ちあふれている感じの方ですね。すごいふわっとしちゃうんですけれど(笑)。何でもとりあえずやる!というような感覚を持っている方ですと、内定は取りやすいというのは事実ありますね。
Q:積極性があるということですね。
A:それはそうですね。やっぱり積極性はどうしても必要かなと思います。
経験の代わりというところで言えば企業様はやはりポテンシャルを求めたりというところが多いですね。
Q:再確認になってしまうのですが、仕事を探されている方の平均的な期間、最短と最長の事例をまた確認で教えていただければと思うのですが。
A:面談から、カウンセリングからでお話をもう一度させていただくと、大体1週間程度が最短。平均で言うと1カ月程度の期間となります。
本当に長い方でしたら半年ぐらいかかるケースもあります。
大体長い方という場合でも継続してサポートをしている中で言うと2カ月ぐらいかなといったところですね。
Q:1年までいく方というのはいないですか。
A:そうですね。1年までいくという場合はなかなかありませんね。
継続したサービスでなければあり得ます。
例えばですけれど、半年前にお話しをさせていただいて、期間を空けてまた改めてといった場合、あるいは1年ぶりに、久しぶりにというお声がけをいただくことはあります。
ですから、そういうことであれば1年かけて、といった事はあります。
就職先が見つからないケースってありますか?
Q:次は、残念ながら仕事が見つからないケースもあるかと思います。そういった場合はどういう方が多いのでしょうか?
A:どういうケースが多いかということでしょうか?
Q:はい、途中で就職を諦めちゃうとか。ミスマッチじゃないですけど、希望が絞り込み過ぎているとか。そういうケースが多いのかなと思ったのですが。
A:そうですね。そうした場合にはやっぱり厳しくはなってしまいますね。やはりご本人様の希望部分が強くなってしまうと、どうしても叶えきれられない事もあります。
やはり私たちとして上手くサポートができないケースで言いますと、ご本人様が応募したい企業が無いという状況の場合ですね。
「これであれば受けたくないです」という状況になってしまうというケースの場合、やっぱり我々としてはサービスを提供しきれないケースとしては多いです。
私たちができることって、サポートでしかないんですね。
ですから、やはりご本人様が動かれない限りはサポートのしようがないというのが事実です。後ろから押す事は出来ても、ご本人に動く気がなければやはり難しいです。
就職後のサポートについて
Q:無理には引っ張れないですもんね。就職した後のサポートってあるのでしょうか。
A:はい、あります。
やはり初めてのご就業の場合ですと、ちょっとしたところでつまずいてしまったり、ということもやっぱりあるんですね。
具体的な例でお話しをするのであれば、例えば上司の人とうまくやっていけないとか。
やっぱりそういうケースは出やすいので、そういう時にどうすればいいんだろうかという悩みとかを聞いて、本当にちょっとしたところを変えるアドバイスをしたり。
例えばですけれど、上司に何かを聞きに行くときにメモを持って行きましょうとか。
その程度で変わることもあるんですね。
それで「うまくやっていけるようになりました」といったお話もありますので、そうした部分で私たちからもお話しをさせて頂いたりしています。
何か困ったことがあれば、ご連絡頂きたいと思います。
Q:就職した後もやりとりって続きますか?皆さんと。
A:ありますよ。その目的としては、求職者さんにとってもそうなのですが、入社してから後の情報を知ることは生の情報を聞くことになりますから、次の方へお伝えすることもできますから。
求人情報に付加情報としてお伝えすることができるので、そのためにもお話を聞かせていただいています。
Q:残念ながら、就職したけれども辞めてしまった方も実際いらっしゃいますか?
A:いますね。どうしてもやっぱり起こり得ます。
そういう場合でも、本当に場合によりますね。求職者様から連絡いただける場合もありますし、辞められる前に相談を受ける場合もあります。
企業様からだけ連絡が来る場合もあります。
中にはご連絡がつく方もいらっしゃいますし、つかない方もいらっしゃいますし、という状況です。
ただ連絡がついて、やはり仕事探しをどうにかしたいという考えがあれば、我々としてももう一度ご支援をさせて頂くというケースもありますね。
あとは期間にもよりますね。1年ないし2年ぐらいお仕事をされていた方ですと、それなりに役職もついた方とかいて、立派に戻られてくるケースもあります。
Q:ご紹介した人が退職したからといって、その企業とパイプが切れるということはないですか?
A:それはありませんね。企業サイドとしても、もちろん面接した上での採用ではありますから、われわれだけの責ではないというのが事実として、ある程度認められてはいるので、というところですね。
印象深かった就職例ってありますか?
Q:次にですね、今までにご支援された方でとても印象深かった就職例とかがあれば。
A:思い出すこととしては私がご就業の支援させていただいた方で、前職で結構違うことをされていた方がいます。
新卒でご就業されて、1年ほど働いたけれどもちょっと違うなと言うことで退職をしたいな、という状況でした。
ただ、改めて自分が何をしたいとか全く分からないという状況で来られて、その方にいろいろと今の状況とか置かれている環境とか、あるいは退職の仕方まで含めていろいろとお話をさせて頂いて、本当に色々な事を話しながら、きちんとご就業先が決まったという方がいました。
その後、ご就業してからも結構ご連絡をいただいていたのですが、1年ほど経ったぐらいのタイミングでその方が役職をつけられたというところで、そのご連絡を初めにもらえたというのがあります。
「ちょっとやっぱりうれしくて、イマザワさんに初めに言ってしまいました」
と言われたときは、やっぱり就業支援をしてきて良かったなと思いました。
我々のサービスを良かったと思う瞬間って、使われたすぐの時もそうなんですけれども、そのあと時間が経過した後で「やっぱりよかった」と言って頂けたり、思っていただける瞬間というのが嬉しくて。そういう時に、この仕事をやってて良かったなって思う時はあります。
Q:お互いいいですよね、そういうのがあると。
A:そうですね、本当に。後は企業様から「彼、頑張ってるよ」みたいな話とかも聞けると、それはやっぱり嬉しいですね。
こういう求職者の方は困ります
Q:わかりました、ありがとうございます。今度は逆に、こういった求職者の方は困るなという、そういった事があればお伺いしたいのですけども。
A:本当に困るのは、さっきも話したように一番困るのは主体性があまりない場合です。
サポートされれば何とでもなるぐらいの感覚でいらっしゃる場合ですとか、あとは正社員になることは簡単である・・・と。
まあ簡単であるとは思って(積極的に)行動して頂きたいとは思っているのですが・・・違った意味合いになると、そういう場合ですとなかなか難しい事も多かったりもします。
Q:モチベーションが続かない方っていうのはいらっしゃいますか?
A:それはありますね。あとは就職活動が結構、長引いてしまっているケースとか。
求人サイトに登録したのが1年前で、そこからずっと転職活動しています、就職活動しています、という方もいらっしゃいます。
なので、せっかくなのでここに来られたタイミングでモチベーションをグッと上げて、ある程度決まった期間でやっていきましょう!という話をしたりするケースは多いですよ。やっぱりどうしても就職・転職そのもの自体がストレスですから。
Q:就活は大変ですよね。
A:はい。ですから就職活動をされている方自身がやっぱり辛くなっていくのも事実として思いますので、それをいかにして軽減するかというのが私たちとしても一つのミッションだというふうに考えてはいます。
Q:次は就職活動中にぜひ心がけてほしいことですね。
A:それは先ほどの話に全部つながってくるのですが「主体性」という話になります。
やっぱり自分が就職して仕事をこの会社でやりたい、という気持ちを自分の中で持っていただけることが何より重要かなと思いますね。
ですので就活中に心がけて頂きたい事としては、バイタリティーというか、やるんだ!という気持ちを持ってもらう事、という所になってきますね。すごいふわっとしちゃいますけど(笑)。
Q:それがないとだめですよね、やっぱり。
A:そうです、そこは心がけて頂きたいかなというところですね。あとはもう一つ、あえてお伝えするのであれば、やっぱり受け入れる姿勢を持って頂きたいな、と思いますね。
それは全てのことに関してなんですけれども、今の環境であったりとか今の状況とか、あるいはこちらからお伝えさせて頂くアドバイスであったりとかというところを、やっぱり素直に受け入れてくださると良いなと思います。
中には、「いや、そんなことない」みたいな感じで結構反発をしているような感じで聞かれているような方もやっぱりいらっしゃるんですね。
そうなってしまうと、我々としてもサポート出来ることに限界が出てしまうんです。
ですから素直に「頑張る」と言っていただけることが、まずは一番かなというふうに本当に思いますね。
企業が未経験者を採用するときに期待する事って?
Q:次は、企業様が未経験者を採用する時に、どういったことを期待されているかについて教えて頂けますか?
A:本当にそれは「白い」ということもよく言われたりしますけども、素直さですね、本当に。
全く今までの経験がない真っ白な状況だからこそ、仕事についてまっすぐに取り組めるところを「強み」として考えて欲しいです。
やっぱり経験者ですと、どうしても今までこうやってきたとか、自分なりのやり方を持ってしまっていて、「何でこういうふうにやるんですか?」っていう言い方をしてしまいがちです。
そうじゃないという所が強みかなと思います。
Q:あえて未経験者を採用するわけですからね。
A:そうですね。本当に企業様によっては素直な人材が欲しいから、と採用される。そういう会社もありますからね。
Q:経験者よりも未経験者が欲しいと。
A:そうですね。未経験者採用が主体、という企業さんの中には、率直なお話として本当は経験者を採りたいけど・・・というケースもやっぱりあります。
一方で、未経験であったとしてもこれから先に期待をして、というケースもあって未経験者採用をする場合があります。
そのポテンシャルを感じる事ができて、そこからさらに伸びる事ができるかどうかって本当に大事になってくるんですよ。
内定を獲得するために大切な事って?
Q:はい、わかりました。ありがとうございます。
最後にもう一度、内定を獲得するために大切なことをお願いいたします。
A:内定を獲得するために本当に大事な事としては、本当に「熱意」を持ってやれるかということになってきます。
選考でうまくいくために必要な事という話をさせて頂くと、一つは面接で言うと、その企業の事をどれだけ好きになれるかが結構重要だという事があります。
企業情報を知るとかももちろんそうですね。
ですから私たちとしても面接対策の一環として、企業の情報をできる限りお伝えして、より分かっていただいて、企業を好きになってもらって、そこで働きたいというふうに認識できるような状況を作り上げるということを面接対策の一環としています。
そういった意味でもあまり大量に受けないという所にもつながったりします。
Q:就職に対しての熱意が重要なんですね。また、応募先企業を好きになる事も大切と言うことですね。
最後に一言
Q:では次は本当に最後なんですけれども、就職希望、これから御社のサービスを利用しようかなと興味を持たれている方に向けて、一言お願いいたします。
A:転職エージェントって言われると何か固いというか、やっぱりまだまだ転職エージェントを使った就業をするという事って、まだまだ認知されていないというふうに思ってはいます。
エージェントサービスを使うのはある程度ご経験を積まれている方だけだという認知があると思うんですね。
しかしそうではなく、私たちとしては本当に広く、まだまだご就業の経験のない方もサポートしていきたいと考えています。
私たちの支援を利用することで絶対変われるところってあると思うんですね。
しかし、その一歩を踏み出して頂けないとご支援は出来ない、というのも事実です。
ですから、ご就業を考えている方には、ぜひ一歩を踏み出して頂きたいと思っています。
私たちができるサポートってたくさんありますので、就職をお考えの方はぜひとも、とりあえずはまずは一度声をかけていただきたいと思っています。
Q:はい、わかりました。ありがとうございます。本日はお忙しい中、誠にありがとうございました。
A:こちらこそ、ありがとうございました。(おわり)
・ハタラクティブ公式サイトはこちらです
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インタビューを終えての感想
約1時間ほど、お忙しい中お時間を頂戴して取材をさせて頂きました。
ハタラクティブの就職支援サービスに興味をお持ちの方も、利用は考えていないけれども就活は現在しているよ!という方も、取材で聞くことが出来た内容の中には、就職活動のヒントになる部分もいくつかあったのではないでしょうか。
ハタラクティブの就職支援サポートエリアは【東京を中心とした関東エリア】ですから、残念ながらサポートエリア外という方もいらっしゃるとは思います。
そうした方も「どういった未経験者が企業から求められているか、採用されやすいか」といった部分はぜひ参考にしてみて頂ければと思います。
多くのフリーター、未経験者採用を行っている企業と、求職者の橋渡しをしてきたキャリアコンサルタントの方のお話は生の情報ですからね。
ぜひ、参考にしてみて頂ければと思います。
印象としては、とてもフレンドリーな感じで話しやすいコンサルタントさん達でした。
「本当に就職活動について、分からない事は何でも聞いて欲しい!」
と言うことでした。
インタビューの最後にもありましたけれど、こうしたエージェントを利用する事に対して、敷居が高いと感じている方は多いのかな?と思います。
しかし、実際にカウンセリングルームでお話を聞いて全然そんなことは無い、と感じました。
本当に話しやすいんですよ^^
(ぜひ実際に行ってみて相談されてみると良いかなと思いました)
同じフロア内では、他のコンサルタントの方と求職者さんが打ち合わせをされていましたが、時に真剣に、時に笑顔で話されていたのがとても印象的でした。
企業の多くの情報を持つハタラクティブのキャリアコンサルタント。
就職活動をする上で、こんなに力強いサポートは無いのではないでしょうか。
今回の取材を通じて思ったのは、ハタラクティブのコンサルトさん達は本当に親身になって求職者さんの仕事探しをサポートしているということ。
言葉の端々から伝わってくるんですね。
求職者の方一人ひとりをサポートする時間がもっと欲しいから、担当人数を減らす、という発想も売上げ至上主義ではありませんよね。
「応募する会社の事を好きになって、就職して欲しい」
本気で就職したいと思われている方では、ハタラクティブのコンサルタントをぜひ活用して、就職先探しをしてみてはいかがでしょうか。
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