公務員試験に落ちたので民間就職を目指す
公務員試験から民間就職を目指す場合
公務員試験に落ちたので民間就職を目指すあなたへ。
不景気になると公務員の人気が上がりますね。安定性、将来性で考えると国家公務員は魅力的です。
私の父も公務員でしたし、親戚にも公務員が多いのですが、残業をすればキッチリ残業代(時間外手当)が付きますし、給与もボーナスも恵まれています。さらに退職後は共済年金になりますので、民間の厚生年金、国民年金よりも保護が厚いです。
自営業は国民年金のみ、サラリーマンは2階建ての厚生年金、そして公務員は3階建ての共済年金なんですよね(社労士の友人がそう言っていました)。
しかし公務員になるには試験がありますし、必ず合格できる保証はありません。従兄弟が20代で地方公務員を目指していましたが、試験に落ちて民間企業に就職しました。
あなたも公務員試験を目指していたと思いますが、不合格でも落ち込む必要はありません。前述したように安定性が高い職業ではありますが、向き不向きがあるんですよね。
親戚の多くが公務員として働いていますが、私自身は民間企業以外で働いたことはありません。中にはサービス残業、休日出勤を強制される企業もありましたが、会社は利益を上げないと倒産しますので、どこも必死です。
正社員として企業の一員になり、懸命に働くことで身に付くスキルも多いですよ。目指す業界でキャリアを重ねれば、より収入条件が良い民間企業へ転職できたり、同じ会社内で昇給の可能性もあります。
知識と経験を重ねた後、タイミングが合えば、独立起業も考えられるのではないでしょうか。
それに、福利厚生が手厚い企業も増えていますしね。男性が育児休暇を取得するケースや、女性が短時間勤務で復帰できる企業もあります。規模の大きな会社なら、社内に医務室を備えていたり、託児所併設もあるでしょう。
そのためにも、まずは民間就職に強い人材紹介サービスを利用してみて下さいね。
仕事には向き不向きがあります
あなたが公務員試験に落ちたということは、公務員の適性が無かったと考えられます。
試験内容と業務は別でが、第一関門として合格がありますから、「不合格=向いていない」と考える方が、気持ち的にも楽ではないでしょうか?
私は法律系の資格を取得していますが、合格した段階で最初の関門をクリアしました。しかし資格の実務を行って…自分に向いていない仕事と分かりました。そのような例もあります。
試験に落ちたということは、その手前で、『自分に公務員は向いていない』と気付けたわけです。早めに分かっただけでも収穫だと思いますよ。
民間就職の書類審査や面接にも言えますが、不採用、不合格でも落ち込む必要は一切ありません。向いていない道で努力しても、ある程度までしか行けませんからね。
逆に、向いている仕事なら、努力するほど伸びていきます。
そのためには、興味ある分野で積極的に就活することです。実際に働いて分かることも多いですが、それを知るためにも、前向きに就職活動を行って下さいね。
行動すれば何かが変わりますし、行動し続ければ、必ず正社員採用されることでしょう。
公務員試験に本気で取り組んだあなたなら、きっと出来るはずです。
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