大学中退に多い理由
大学中退、フリーターからの正社員就職
大学中退のフリーターも多いのではないでしょうか。
大学の中退率は11%とも言われますし、様々な理由で中退しますね。
(私も大学中退です)
そんな『中退の理由』をこのページでは見ていきましょう。
まずは経済的な理由による中退です。
最も多い理由のようですが、特に私立大学(四大)は学費が高いです。
大学や学部にもよりますが、授業料だけで年間100万以上かかるのではないでしょうか。
それを4年間となれば、最初は払えていても、途中から支払いが苦しくなるかもしれません。
家族の経済力にもよりますが、計画的に積み立てていなければ厳しいと思います。
父親が会社をリストラされたり、経営している会社が倒産すれば…一気に家計が苦しくなるんですよね。
本人の収入でカバーできれば良いですが、大学に通いながらバイトしても限界がありますし、難しい状況ではないでしょうか。
奨学金を得ながら通っていても、中退するケースが見られます。
そのように経済的な理由による大学中退が最初に挙げられますね。
病気による大学中退
次に、病気による大学中退があるでしょう。
長期療養が必要な病気に罹れば、大学に通いたくても通えません。
休学しても期間が長引けば、卒業の確信を持てない可能性がありますね。
その結果、大学中退を選ぶ学生がいます。
私立大学だけでなく、国公立大学の学生も同じです。
病気や怪我による治療費がかさみ、経済的に苦しくなって中退、というケースもあるでしょう。
留年すればその分、学費負担が重くなりますしね…。
経済的な理由と病気に関しては、『本人的にどうしようもなかった』という見方が出来ます。
大学に通う意志、卒業する意志はあっても、状況の変化で難しくなるパターンですね。
就職活動を行う過程で、必ずと言って良いほど、
「なぜ大学を中退したのですか?」
と面接で質問されますが、経済的な理由と病気に関しては、正直に答えると良いでしょう。
ただし健康面に関しては、「現在は全く問題がない」と伝える必要がありますね。
(本当に問題がなければですが)
そうしなければ、面接担当官に『会社生活は続けられるの?』と思われてしまいますから。
ネガティブな大学中退の理由
他にも、大学中退の理由として以下があります。
・大学の環境に馴染めず退学
・アルバイトの方が楽しくなって退学
・失恋や人間関係に悩んで退学
・友達が辞めたので退学
・イメージと現実の違いで退学
一見ネガティブな理由ですが、本人的に悩んだ結果の中退でしょう。
私も同じような理由で中退したので、気持ちは良く分かります。
特に大学の環境に馴染めなければ、1人だけ疎外感を覚えるものです。
居場所の無さをダイレクトに感じれば、どうしても大学中退が現実化してしまうんですよね。
その後、社会生活が長くなれば『甘い中退理由』だと分かるのですが、大学生にとって疎外感は大きな問題ではないでしょうか。
また、在学中にバイトをはじめた結果、「大学に通う意味を見出せなくなった」というケースも多いです。
『アルバイトを続ける方が自由なのでは?』
『フリーターの方がラクなのでは?』
と考えて中退するパターンですね。
その裏側には「高い学費を親に負担させたくない」という思いがあるかもしれません。
そうなれば経済的な理由にも含まれますが、アルバイトが理由で退学し、今もフリーターを続けている方も多いと思います。
人間関係に悩んで大学中退
『失恋などの人間関係に悩んで』や『仲の良い友達が辞めて』という理由も、人間関係に含まれるでしょう。
私の知人も失恋が原因で中退しましたが、本人にとっては大きな悩みだったと思います。
時間が経てば笑って振り返れても、その時は失恋以外に考えられないでしょう。
元カレや元カノが同じキャンパスにいれば、そして頻繁に顔を合わせるなら、
「もう大学に行きたくない…」
と思っての退学もあるのではないでしょうか。
ただし、就活時の中退理由としては弱いです。
会社も人間関係で構成されていますから、同じ問題が起こるかもしれません。
その時に「カンタンに退職する人間なのかな?」と思われるのはマイナスですから、たとえ失恋で大学中退していても、それはストレートに伝えない方が良いでしょう。
全くのウソを伝えるのではなく、失恋や友達の中退により、将来をどう考えたのか? を思い出して下さいね。
その中に前向きな理由があれば、面接担当官に伝えると良いですよ。
就活のプロに相談しましょう
以上、大学中退の理由についてお伝えしましたが、他にも様々な理由があると思います。
・授業に関心を持てなかった
・大学時代に起業して中退した
・難関資格を取得するため退学
など人によって様々ですし、一見同じ理由でも、細かく見れば違うこともありますね。
就活対策で考えれば、そのままストレートに伝えても大丈夫な理由と、角度を変えて伝える方が良い理由があります。
その判断を自分で行うのは難しいので、就活のプロに相談すると良いでょう。
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