面接の心構え

面接時の心構え

フリーターから正社員就職を目指す際、避けて通れないのが面接ですね。

履歴書の審査だけで採用が決まることはなく、その後に面接を行って中途採用が決定します。

企業によっては第1次面接～第3次、第4次まで面接を実施し、初めて合否が決まることもあるようです（特に大規模な企業に多いですね）

中小企業でも面接は重要になりますし、書類審査通過後に印象を見極める大切な場となります。人事の採用担当者が我々に抱く印象もあれば、我々フリーターがその会社に抱く印象もありますよね。

そのため、「お互いの印象確認の場」という心構えを持つと良いでしょう。

労働基準法に使用者と労働者は平等とあっても、採用、不採用に関しては使用者側（会社側）にパワーバランスが傾きます。中には圧迫面接もありますし、どうしても自分自身が査定されている気持ちになるんですよね。

しかし採用担当者も人間ですので、各々が各々の感情で動いています。

面接の場で「あなたは不採用です」と直接言われる機会は少ないと思いますが、その後に不採用通知が届いたり、「○月○日までに連絡が無ければ不採用」としている企業もありますね。

その際にどう受け止めるかが大切になります。面接の心構えとして「お互いの印象を確認する場所」と考えていれば、不採用になっても必要以上に傷つくことは無いでしょう。

中には不採用が続いて自暴自棄になり、履歴書・職務経歴書を使い回したり、適当に志望動機や自己PRを考えるフリーターもいますが、常に一期一会の気持ちを持って就職活動を行って下さいね。

他に面接時の心構えとして、良い意味で「ダメ元」の精神も大切です。

就活後すぐに採用が決まるケースもありますが、大抵は何度も不採用になりながら、それでも就職活動を続けて採用されるものです。

初めの内は正社員のイメージが沸かず、スーツ＆ネクタイに慣れなかったり、面接官の質問に上手く答えられないかもしれません。しかし何度も面接を行うことで、履歴書のどの部分が突っ込まれやすいのか、どのような質問が多いかが分かるようになりますよ。

書店に行けば『面接対策に関する本』が売られていますし、マナーやルールは参考になりますが、場数を踏まなければ分からないことも多いです。

私も最初は面接が苦手で、上手く質問に答えられませんでしたが、2回、3回と繰り返す内に次第に慣れました。中には10回、20回と面接を繰り返して採用される方もいます。

その時に大切になるのが、ダメ元の精神なんですよね。

「どうせ次もダメだろう」という後ろ向きな気持ちではなく、「ダメかもしれないけど一所懸命がんばろう」という前向きなダメ元精神、積極的な心構えがポイントになります。

「絶対に次で決めてやる！」と考えると不採用時のダメージが大きいですし、世の中そうそう上手くはいきません。

そのため、良い意味でのダメ元精神を持ちながら就職活動を続け、面接に挑んで下さいね。