就職に役立つ資格

資格を取得したら就職できる？

正社員になるために資格を取得したけれど、なかなか就職が決まらない・・・という場合もありますね。

資格が就職に有利に働くかどうかは、業界にもよるんですよね。

たとえば介護業界で働くなら、介護職員初任者研修を取得していると役立ちます。業界的に人材不足の傾向が強いので、初心者向けの資格でも重視されやすいと言われていますね。

逆に未経験から経理職で働きたい、事務職、デスクワークとして総務部で働きたい場合は、資格より経験が重視されることが多いです。それでも未経験から就職を考えるなら、初心者向けの簿記3級ではなく、最低でも簿記2級以上が必要になるのではないでしょうか。

他にも難易度が高い法律系資格なら、未経験フリーターから就職しやすいですね。公認会計士、税理士、司法書士、弁理士のような資格があれば、フリーターからの就活も成功しやすいです。

実際私も、無職で引きこもりの状況から、行政書士と社会保険労務士のW資格を取得して就職しました。当時20代半ばでしたが、アルバイトには落ちて、正社員として採用されるという逆転現象を体験しましたね。

しかし上記は、資格者が求められる業界の話です。

資格があまり役立たない業界も多いですし、その場合はアルバイトや派遣として経験を積んだ後、同じ会社で正社員にステップアップする、もしくは転職して正社員を目指すのが現実的と言えます。

また、他の原因として「未経験者を歓迎していない求人ばかり探しているケース」もあると思います。

特にハローワークや転職求人雑誌を中心に仕事探しを行っていると、表面的には「フリーター歓迎」「未経験歓迎」でも、実際は経験者優遇の求人だった…というケースも多いんですよね。

本当に未経験フリーターを歓迎している企業の求人なら、資格を取得していることが有利に働くことでしょう。

宅建や貸金業のように、事業運営のために資格者が必要なケースもありますし、そのような業界の求人を扱っている就職支援サイトなら、比較的スムーズに就職が決まると思います。

資格を取得してもなかなか就職が決まらない場合は、上記を参考にして頂ければと思います。

まだ就活支援サイトを利用していなければ、ぜひ当サイトでおすすめしている就職サイトに登録してみて下さいね。私もリクナビNEXTに資格登録していましたが、頻繁に企業からスカウトメールを貰うことが出来ましたよ。

資格は自己PRの武器になりますので、積極的に利用しましょうね。