フリーターの社会保険
フリーターの社会保険について
フリーターの社会保険ってどうなのでしょう。
労働時間によってはアルバイト先の社会保険に入れることもありますが、職場の社会保険に加入していない方が多いと思います。
基本的には正社員の労働時間の4分の3以上、1カ月の労働日数も正社員の4分の3以上で社会保険に入れますね。
雇用保険や労災のような労働保険、健康保健や厚生年金、国民年金のような社会保険に関する法律は改正も多いので、最新情報については就活支援サイトの担当者に聞いて頂きたいのですが、おおむね上記のような基準で社会保険に加入できます。
しかし会社の中には、「正社員や契約社員は社会保険加入、アルバイトやパートは加入なし」と一律に考えている法人も多いですし、是正勧告が日本全国の会社に届いているわけではありません。
そのため、フリーターのまま労働時間が長くても、社会保険に加入できる保証は無いんですよね。
親の扶養に入っている場合、あえて会社の社会保険に入らなくても良いかな…と考える気持ちは分かります。しかしフリーター生活が長くなり、20代後半、30代に達すると社会保険以外にも様々な不安が生じるのではないでしょうか?
私も20代半ばまで無職に近い状態でしたが、将来を考えると眠れなくなりました。私の弟は20代後半で今もフリーターを続けていますが、この状況のままではヤバいと気付いて、今は正社員就職のために資格学習を行っていますね。
フリーターの社会保険に関しては上記を参考にして頂ければと思いますが、正社員就職することで(基本的に)社会保険に加入できます。
そうすれば傷病手当金などの給付もしっかり受けられますし、将来的にも安定を望めるのではないでしょうか。
正社員として加入する厚生年金は、一階部分が国民年金、二階部分が厚生年金という仕組みになっていますので、老後に貰える年金も国民年金だけよりも多くなりますよ。
「年金なんて貰えないんだから入ってもムダ」という声も聞かれますが、年金には障害年金もあるんですよね。老齢年金以外にも、身体に障害が残った時に貰える年金もあるのです。
そのような社会保障をモチベーションの一つとして、フリーター生活を抜け出すきっかけになるかもしれませんね。
私が無職の状態から脱出できたのは、「このままだとヤバい」という危機感からでした。ずっと実家にいるわけにはいきませんし、就職と同時にアパートを借りて独り暮らしを初めたんですよね。
就職先も医療事務など様々な面接を受けましたが、結局採用されたのは法人営業の会社でした。
その後も転職を重ねましたが、一度正社員としてスキルとキャリアを積めば転職しやすくなりますので、まずは就職支援サイトに登録してみて下さいね。
正社員になれば会社の社会保険に入ることが出来ますし、保険料もも会社と折半(給料から天引き)で支払っていく形になりますよ。
記事はお役にたてましたか?
他にも多数の記事、就職エージェントへの取材記事も掲載しています。
ぜひご覧になってみてください。
フリーターの社会保険:関連ページ