高給与・手取りの正社員求人
高給与の正社員求人、高い給料には理由がある?
フリーターから正社員を目指す際、給与・収入を基準に仕事探しを行うと思います。
私もそうでしたが、給料が高い正社員求人って魅力的ですよね。特に妻子がいれば収入が第一条件になることでしょう。
この給料では生活が成り立たない・・・と見送った求人は多いのではないでしょうか?
でも、給料が安い所の中には働きやすい中小企業も多いんです。
給料をあまり出せないことを気にして、社員に優しい社長もいるんです。
(全員が全員ではないですが・・・)
実家で暮らしていれば別かもしれませんが、独り暮らしの場合もお金が掛かります。家賃、水道代、ガス代、電気代、食費に加え、火災保険を払うこともあるんですよね。車があれば車のローンも払うことになります。
そのため、生活を維持できるだけの収入は大切ですが…あまりに高給与・手取りの正社員求人には注意して下さい。
その理由として、見かけだけ高給与で募集しながら、実際は賃金が低い会社もあります。特にハローワークの求人に多いですが、『給与10万円~30万円、経験に応じて考慮』としておきながら、実際は必ず10万円スタートという会社もあるのです。
スキルとキャリアがあり、関連資格を取得していても最初は10万円、その後も昇給なし…というブラックに近い企業もありますし、一見高給与でも、サービス残業や休日出勤が多い会社も存在します。
労基法で残業手当や深夜手当が決められていても、日本全国、全ての会社で法律が守られているわけではありません。大企業でもサービス残業が問題になっているくらいですし、中小零細企業にはブラックな会社も多いと思われます。
「そんな会社、みんなで訴えればいいんじゃね?」と思うかもしれませんが、会社で働くと社風に染まりますし、その環境が当然になるのです。
私は労基法に強い社会保険労務士という資格を持っていますが、それでもブラック企業で働いていました。…と言うのも、同じ会社で先輩社労士が普通に働いていましたし、労働基準監督署の窓口に相談すれば、退職せざるを得ないと分かっていたからです。
働いてすぐに退職すれば…次の就職先に支障が生じますよね。そのため辞めるに辞められず、結局は体調を崩して退職になりました。日々始発から終電まで働いていたので精神的には鍛えられましたが、もう二度と、そのような会社で働きたくはありません。
それを避けるには、最初から妙に高給与な正社員求人に飛びつかないことです。
社員として会社で働いた経験が無い場合、そのような怪しい求人に惹かれることがあります。しかし高給与で募集されているということは、何か裏があるかもしれませんし、社員としてスキルが無くても高賃金の会社には気を付けて下さいね。
最初は低い給与でも働きやすい会社、法律遵守している会社もたくさんありますから、そのような企業の正社員求人を中心に履歴書を送って下さい。
自分で見分けるのはやはり難しいので、就職支援サービスに登録することをオススメ致します。支援サービスは民間の企業が運営していますし、その分、口コミ、評判、感想を重視していますから、入職後のミスマッチが少ないと言えるでしょう。
「自分は絶対に騙されない」と強く思っている人間ほど騙されやすいと言います。20代の内はなかなか他者のアドバイスを素直に聞けないものですが、そこは自分の将来のためと割り切って、就職のプロからサポートを受けてみて下さいね。
記事はお役にたてましたか?
他にも多数の記事、就職エージェントへの取材記事も掲載しています。
ぜひご覧になってみてください。
高給与・手取りの正社員求人に飛びつかない!:関連ページ