上京して就職活動
フリーター就職の方法、いくつかありますが・・・
正社員就職を考える際、「思い切って地元を出る」という選択肢がありますね。
あなたが住んでいる地域にもよりますが、ハローワークで正社員や契約社員の仕事を探しても求人数が少なかったり、賃金が低くてフリーターと変わらないケースもあるんですよね。
私の弟も10年間フリーター生活を続けていて、もうすぐ30歳になりますが、正社員登用の誘いがあっても断っているようです。と言うのも、アルバイトの時給と正社員の給与が変わらない、もしくは労働時間を考えれば社員の方が低くなるんですよね。
もちろん正社員として働くメリットは給料だけではありませんが、一つの目安にはなると思います。ボーナスカットの会社なら尚更ですよね。
また、地方と東京では産業形態も異なります。
東京は第三次産業(非製造業・広義のサービス業)が中心ですが、地方によっては農林業、鉱業、漁業などの第一次産業、製造業、建設業などの第二次産業が中心になるんですよね。
たとえば東北や北海道のような降雪地帯は、土建中心の第二次産業が発達しています。
東京でも建設業や製造業は多いですが、それと共にサービス業が中心となっていますので、正社員として就職したい、会社員として働きたいと考えている場合は選択肢が広くなりますね。
年齢的に30代になっていても、東京を中心にした関東地方なら仕事を探しやすいというメリットもあります。その辺りは単純に人口が違うので求人数も多いんですよね。
「資格を取得して就職しよう」と思っても、地方はほとんど求人が無いのに、東京は多数の募集が見られることもあります。
特に法律系資格は個人よりも法人を相手にすることが多いので、会社の数が多い東京と、会社が少ない地方では求人数も大きく異なるでしょう。
私も20代の頃に「就職にも有利」という理由から社会保険労務士の資格を取得しましたが、地元ではほとんど求人が見られませんでした。
しかし仕事探しのエリアを広げて東京の求人を探してみると、常に40件以上求人が出ていたんですよね。地元では良くて5件の求人が東京では40件以上…その段階で地元と関東地方では大きな差があるなと感じたものです。
そのため、本気で正社員になりたい、フリーターを脱出したいと考えているなら、地元を出て上京することも選択肢に入れてみて下さい。その際は、仕事が決まらなくても2~3ヶ月生活できるくらいお金を貯めてから上京すると良いですね。
東京は家賃や物価が高いですが、その分賃金も高いですし、正社員求人も多いので早期に仕事が決まることもあるのではないでしょうか。
正社員求人を紹介してもらえる紹介サービスもありますので、ぜひ利用してみると良いでしょう。
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