フリーター就職に資格は有利?必要?
資格を取得して、フリーターからの就職を有利に!
フリーターが正社員就職を目指す際、資格があると就職が有利になることは多いです。
ただし気をつけたいことは、途中から資格取得が目標になってしまうこともある、ということです。
フリーターから正社員を目指す際、資格取得がゴールになってしまうことがあります。
資格が就職の武器になるケースは多いですが、あくまでもサブなんですよね。就職という目的があり、その手段として資格取得があります。
この順序を逆にして考えると、気付いた時には資格取得がゴールになってしまうでしょう…。
私は以前、資格スクールで相談員として働いていました。
その関係で多数の資格受験生を見てきましたが、中には「この資格を取れば人生が変わる」と信じている方もいましたね。
司法試験や司法書士試験、公認会計士や税理士のように、一部の難易度が高い資格の場合は、確かに人生が変わるかもしれません。基本的にそのような資格は独立開業向けですね。最初は事務所で働いても、ゆくゆくは独立する方向けの資格と言えます。
フリーター、無職からの就職に役立つ資格
就職に役立つ資格として、宅建士やFP、簿記、介護系資格などがありますが、あくまでも就職活動しながら勉強すると良いでしょう。
「資格がなければ絶対に就職できない」と考えているフリーターの方も中にはいますが、実際そのようなことは無いんですよね。資格がマイナスになるケースは少ないですが、資格取得の目的は就職なので、極端な話、資格がなくても就職できればそれで良い話です。
今は人柄重視、やる気重視の企業も増えていますし、就活支援サイトを利用することで、そのような企業の求人紹介を受けられることがありますよ。
正社員経験がない分、仕事への情熱は大切になりますし、やる気を示す方法の一つとして「資格の勉強を行っている」というアピールは良いと思います。
しかし「資格取得してから就活しよう、それまでは絶対にムリだ」…と考えていると、結果的に大切な時間が失われてしまうんですよね。フリーターから正社員を目指す際、資格以上に大切になるのが年齢です。
20代前半なら未経験でも就職しやすいですし、20代後半でも大丈夫かなと思います。しかし30代になれば…よほど難易度の高い国家資格を取得していない限り、就職には時間がかかることでしょう。
20代後半は資格取得よりも就活を重視
特に27歳、28歳、29歳と30歳が近付いている場合、「資格を取ってから就活しよう」という意識がマイナスに働くことがありますので(貴重な時間が失われていきますので)、まずは正社員の求人探しから始めてみて下さい。
その方法として就活サイトがありますし、当サイトでも人気のサービスを紹介していますので、参考にして頂ければと思います。
もし目指す業界があるのでしたら、取得していると有利になるであろう資格についてもアドバイスをもらえるでしょう。
フリーターの就職に資格は必要ない!?
無職、フリーターから正社員就職を目指す際に資格は必要ない、ということも言われます。
確かにそうなんですよね。
資格が無くても就職が決まる人は決まります。
また、取得してもあまり評価されない資格も存在します。
たくさん資格と取れば選考や面接で評価されるか、というと逆に手当たり次第になりすぎて評価されないこともあります。
無職やフリーターから就職を目指す際に資格を役立てたい場合には、
「応募先の業界、企業でちゃんと役立ち評価される資格を取得すること」
がとても大切です。
資格取得のために費やした時間、努力は評価してもらえることは多いですよ。
同じような求職者がいた場合、資格取得していることが採用の決め手になった、という例は多いです。
就職活動をする際に、資格取得をお考えであれば、
「自分が希望する職種には、どういった資格が役立つのかな?」
と考えてみて評価して貰える資格を取得することが大切になります。
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