就職に役立つ、需要の高い資格
フリーターから就職するために役立つ資格って?
フリーターから正社員を目指す際、資格があると有利になることが多いですね。
目指す業種・業界にもよりますが、資格を履歴書に掲載するメリットは多いですよ。
医師、薬剤師、看護師のような医療職の場合、国家資格が無ければ働くことが出来ませんし、弁護士、司法書士、公認会計士、税理士、社会保険労務士のような資格も同様です。
ただしそのような資格を目指すには時間とお金が掛かりますので、早期に正社員になりたい、まずは社員になってからスキルアップしたいと考えているなら、まずは手軽に取得できる資格がおすすめです。
事務職、デスクワーク求人は余剰状態と言われていますが、それでも簿記2級があれば履歴書に載せられますし、簿記1級まで取得していれば人事の採用担当者に良い印象を与えることが出来ますよ。
他にも不動産業界なら、宅建士やマンション管理士があると有利ですし、福祉・介護業界なら介護福祉士、ホームヘルパーが有利ですね。
ただし実務経験が必要な資格もありますので、介護業界を目指すなら、まずは介護職員初任者研修を取得すると良いでしょう。
開業・独立向けの資格と、就職向けの資格
私は資格スクールで相談員として働いていましたが、資格によって開業・独立向けの資格と、就職向けの資格に分かれます。
たとえば行政書士のような資格は完全に開業向けですね。取得しても行政書士事務所にはなかなか就職できません(特に男性は難しいです)。
ただし難易度の高い司法書士を取得すれば就職も可能です。40代、50代でも就職しやすい資格として人気が高く、求人自体は少ないですが、合格者も同様に少ないため、司法書士事務所に就職しやすいんですよね。
そのように資格によって就職向き、開業向きか、もしくは両方に向いているかに分かれますので、その辺りの情報収集から始めると良いでしょう。
一つ言えるのは「民間資格よりも国家資格の方が評価が高い傾向にある」ということです。民間の運営団体が行っている資格試験が就職に役立つケースは少ないですが、国家資格には力がありますね。
ただしFP(ファイナンシャルプランナー)のように、国家資格のFP1級から3級よりも、民間のAFP、CFP資格の方が歴史が古く、一般的に役立つと言われる資格もあります。
そのため、まずは目指す業種・業界を決めてから、その業界で資格が重視されているのかどうか、重視されている場合は試験の難易度などを調べた上で受験すると良いですね。
あくまでも目的は正社員就職なので、就活しながら取得できる資格にチャレンジしてみて下さい。
資格取得はフリーターから抜けだし、就職するために有効なことは多いと言えます。
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