どうしても就職できない!
どうしても就職できない
どうしても就職できない!と就職活動の壁にぶち当たっているフリーター・ニートの方も多いと思います。
「人手不足、売り手市場のはずなのに私だけ就職できない・・・」
そんな気持ちにもなってしまいます。
就活を頑張っているのに、どうしても就職できない人にはある共通点が見られます。
もしかしたら、気付かないうちに「就職できない人」になっているのかもしれません。
就職できない人を脱出して、就職できる人になるために見直したいポイントについて、ご紹介しています。
就職できない人のままだと人生詰むかも?
就職できないままだと、人生詰む可能性があります。
極端な話になるかもしれませんが、今のあなたの年齢次第では就職が出来ないまま中高年になっていく可能性はあります。
もし、社会人経験なしフリーター・ニートといった状況でしたら、30歳を越えると就職はさらに難しくなってしまいます。
未経験OKの正社員求人は圧倒的に20代向けが多い現実があります。
(だから、フリーター・ニート就職支援サービスも20代限定が多いんです)
今、就職氷河期世代(ロスジェネ世代)の正社員雇用をなんとかしよう、と自治体でも就職氷河期世代に限定して数名、公務員として採用を行ったりしているくらいです。
正社員として採用されるのは数名ですから、焼け石に水、といった感もあります・・・。
さらに年齢によって、45歳以降は対象外など条件もある場合もあり、そうした国の就職支援からはみ出している人も多いです。
非正規雇用の中高年は本当に多いのです。
40代、50代で日雇い派遣、期間工、派遣、契約社員、アルバイト・・・そうした生活に突入していく可能性は誰にでもあります。
正社員採用の年齢制限
今は求人募集を行う際に年齢制限をかけることは出来ません。
過去には、
「29歳以下」
など採用記事に書いてあったものですが、今はそうした記載はNGです。
ですから、企業側としても若い人に応募して欲しい、採用したい、となった場合には「若い力で発展している企業です」「20代が中心の職場です」といった若さが伝わるような求人記事にしています。
求人広告を見ていると、なんとなく「こんな人を採用したいんだな」というのが分かるのではないでしょうか。
実際には採用にあたっては「未経験者の30歳以上は書類で落とす」と決めている企業が非常に多いです。
私も以前、採用担当をしていましたが、未経験者は29歳まで書類選考をして面接を検討。
経験者でも社内の年齢比を考慮して35歳までしか採用しない、といったように年齢制限の元、中途採用を行っていました。
全員を面接していると時間がいくらあっても足りませんし、経験上、未経験者の30歳以上は採用しても教育コストがとても大きくなりがちです。
就職の可能性は「年齢」が一番影響します。
どうしても就職できない!と悩んでいる方も多いと思いますが、
「就職できないのはなぜ?」
を徹底的に考えてみて、1歳でも若い間に正社員就職ができるように就活を軌道修正していってみて頂きたいなと思います。
就職できない人の共通点
今まで採用担当として多くの求職者を見てきた経験と、フリーター・ニート就職支援サービスのエージェントから聞いた話を元に、
「就職できない人の共通点」
をご紹介します。
就職活動を始めた頃は気も張っていて、色々と気をつけていたはずなのに・・・という方も多いと思います。
サラッとで良いですから、今の就活がどうなっているか、見直されてみてはいかがでしょうか。
第一印象が悪い
採用担当者の中には、
「第一印象で採用・不採用をほとんど決める」
という人もいます。
職務経歴書や履歴書の書き方、内容である程度人となりは想像できますので、後は面接の第一印象、その後の受け答えで採用・不採用を決めていきます。
・髪型、服装の乱れ、清潔感
・業界に合わせた髪の毛の色、服装
・敬語の使い方がおかしい
・表情が暗い、話の内容がネガティブ
・視線を合わせない、キョロキョロしている
・細かく動いて落ち着かない
思っている以上に見た目、第一印象は採用・不採用に影響していますよ。
早めに面接会場に着いて、お手洗いで鏡を見て身だしなみの最終チェックは欠かせません。
面接会場にギリギリについて必死な感じを出した方が良い、という人もいますがそんなことはありません。
就職先を選び過ぎている
内定がなかなか貰えない大学中退、フリーター・ニートといった人の中には、大企業、知名度の高い企業、待遇の良い企業ばかりを狙って応募している、という人もいます。
いずれも応募者が集まりやすく、倍率が高くなりやすいです。
応募者多数の求人の場合、それだけスキル・経験を積んでいるキャリア転職組も集まりやすい、と考えることが出来ますから・・・職歴なし、社会人経験無しの人は太刀打ちできない場合が多いです。
基本的に、即戦力の人が優遇されます。
今までの経歴などを考慮為て、人手不足で採用されやすい業界・職種の求人に目を向けたり、知名度が低くてもホワイト企業、優良企業もありますからね。
求人情報の情報収集の仕方を変えてみたり、就職エージェントを利用してみてください。
アドバイスを聞かない
就職エージェントから「就職できない人の共通点」ということで話を聞くと、よく聞くのが、
「アドバイスを聞かない人」
です。
これまで何百人と就職支援をしてきた経験から、内定をもらうためのアドバイスをしても聞いてくれない、聞いた振りをして行動してくれない、といった人は内定が取れずに就職支援サービスの利用自体もフェードアウトしていく可能性が高いそうです。
自分のやり方を変えない。
「就職したいから就職エージェントを利用しているはずなのに、アドバイスを聞いてくれないってどういうこと?」
と思うこともあるということです。
紹介している求人が希望通りでは無い、という可能性もあるのですが・・・。
紹介できる求人にも限界はありますから仕方の無い面もあります。
しかし、アドバイスはその後の就活にも役立つはずです。
「素直さ」は企業側も中途採用で重視するポイントです。
履歴書、職務経歴書の書き方が甘い
書類選考でいつも不採用になる、お祈りメールばかり送られてくる・・・といった場合、履歴書の書き方のコツなどが分かっていない可能性が高いです。
「履歴書、職務経歴書で本当の私が分かるわけ無い!」
と思っている人も多いと思いますが、履歴書、職務経歴書を何十通、何百通とみていると、応募者の性格、人となりが分かってきます。
手書きの場合はもちろん、パソコンなどを使って印刷していても文章の書き方、内容で伝わるものがあります。
履歴書、職務経歴書の書き方、内容はとても大切です。
アピールできる内容になっているか、真剣さが伝わっているかは第三者に見てもらいアドバイスを貰うことをおすすめします。
やりたい仕事が無い、やりたい仕事が見つからない
就職できないのは、特にやりたい仕事がないから。
やりたい仕事が見つからないから。
という人もいるかもしれません。
やりたい仕事が無いから、行動量も少ない(求人への応募数が少ない)し、自己PRや志望動機も甘い、ということになります。
やりたい仕事が見つからない、という時は自己分析が足りていない可能性があります。
また求人を探す時も、業界を広げてみたり、職種研究ももっと深く行ってみる必要があります。
やりたい仕事が無いから20代を職歴なし、フリーター・ニート、無職のまま過ごしてしまう・・・といったことは避けたいですね。
色々な人に会ってみる、広く情報収集をしてみると興味のもてる仕事が見つかることもありますよ!
就職できない場合には、就活のやり方を変える必要があるかも
今までの就活のやり方で内定がもらえていない、といった場合には就活のやり方を変える必要があるといえます。
今までのやり方をずっと続けていて、内定がもらえる自信がある!
というのでしたら別ですが・・・
このままだと、ずっと就職できないかも?という不安があるのでしたら、就活のやり方を変えることが必要でしょう。
ただ、就活の改善点、修正ポイントは自分では気付かないことも多いため、第三者のアドバイスやサポートが必要と言えます。
年齢によっては就職支援サービスを利用することが出来ます。
一部の就職支援サービスでは30歳を超えても紹介可能な求人があればサポート可となります。
こうした就職支援サイトの活用も検討してみてください。
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他にも多数の記事、就職エージェントへの取材記事も掲載しています。
ぜひご覧になってみてください。
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