フリーター 所得税いつから?金額、支払いについて
フリーターと税金 所得税について
フリーターにも税金はかかります。
正社員よりも手取りが少ないフリーターだからこそ、知っておきたい収めなければいけない税金のお話です。
フリーターも収めなければならない税金の一つに、
「所得税」
があります。
税金というと正社員として給料をもらっている人だけが関係あるのでは?
と勘違いされている方も時々いらっしゃるのですが、フリーターでも支払わなければならない税金もありますから、注意したいですね。
思っていたほど給料が手元に入ってこない!
と思ったら税金の支払いが意外と多かった、という事は多いですよね。
今回は、所得税についてまとめてみました。
アルバイトでも一定以上の収入の人にかかる、所得税について
所得税とは、年間の所得額が103万円以上の場合に課税される税金です。
月額にして、88,000円が目安とされます。
が、毎月同じ収入というフリーターの方は少ないと思いますから、しっかり年間の所得金額を把握しておく事が大切ですね。
103万円に満たない場合には課税されません。
この場合の所得額は具体的にいうと、
「1月~12月の間に得た収入から交通費などの必要経費を引いた額」
を言います
所得税の税率ですが、国税庁のホームページに掲載されています。
・195万円以下:税率5%、控除額0円
・195万円を超え、330万円以下:税率10%、控除額97,500円
・330万円を超え、695万円以下:税率20%、控除額427,500円
上記は平成29年4月1日現在の所得税の税率です。
関連:国税庁 所得税の税率より
多くのフリーターの方に関係する金額としては、「330万円以下の税率10%」の部分かなと思います。
それ以上の金額を稼ぐフリーターの方は少ないのではないでしょうか。
ご覧の通り、稼ぎが多い人ほど税率が上がる仕組みとなっています。
所得税の支払い、注意が必要な人
所得税の支払いですが、基本的にはアルバイト先が所得税を徴収して支払ってくれます。
所得税が天引きされたアルバイト代が支給されますから、新たに自分で支払い必要はありません。
また、払い過ぎた分の所得税については12月もしくは1月に年末調整として戻ってくる事があります。
12月の手取り、思ったより多いな!
と給与明細をよく見たら、還付金があるかもしれませんね。
確認されると良いと思います。
注意しなければならない人は、年内にアルバイト先を変えた場合。
そして、アルバイトを掛け持ちして103万円以上を稼いでいる方です。
その場合には、自分自身で確定申告をする必要があります。
フリーターが親の扶養から外れる金額、年収は?
フリーターの方の中には、親の扶養に入っているという方も多いと思います。
年収103万円を超えると、扶養控除が適用されなくなりますので、扶養から外れることになります。
扶養を抜けたくない場合は、年収をしっかり把握してシフト調整などを職場に依頼する事も必要になりますね。
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