正社員は無理!と最初から諦めない
諦めずに就職活動を続けることも大切です
フリーターから抜け出したいけれど「正社員は無理!」と決め付けていませんか?
今まで会社で働いたことないし…社員として勤めたことないし…自分にはスキルもキャリアも資格もないし…などなど、後ろ向きな理由はいくらでも見つかると思います。
最初はテンション高くフリーターから脱出するために就活をしていても、何度か不採用が続くともう就職活動を辞めてしまったり・・・
私もそうですが、諦める理由や出来ない言い訳って・・・みんな得意なんですよね。人間はプライドが高い生き物ですから、何かを諦める時に自己弁護を計ります。
私は資格スクールで資格受験生と接する仕事をしていました。すると様々な受験生がいるのです。
「合格まで絶対に諦めない!」と決意している受験生でも、1カ月、2カ月、3カ月と時間が経てば、少しずつ意欲を無くしていきます。半年が過ぎる頃には、勉強を止める正当性を考え始めるんですよね。
「色々と考えた結果、私にはこの資格が必要ないと分かりました」、そう言い残して講座に来なくなる受験生もいます。
「会社の飲み会を断って勉強することが嫌になりました。人間関係にヒビが入るし、そこまでして勉強を続けたくありませんよ!」、そう言い残して連絡が取れなくなる受験生もいます。
しかし・・・みな気付いてるはずなんですよね。ただ単に「止める言い訳が必要だった」ということに・・・。
就職活動も同じです。
正社員が無理かどうかは誰にも分かりません。就活支援サービスに登録して、1社ダメでも2社、3社と受け続ける、その繰り返しで少しずつ面接のコツが分かったり、相性の良い企業が見つかるものです。
しかし面接で不採用になるのが恐い、傷つくのが恐い、だから初めから出来ない理由、言い訳を考えて諦めている…そのような状況ではないでしょうか。
失敗は若さの特権と言います。
20代の失敗と30代の失敗は異なるんですよね。若い内は何度失敗しても、そのたび学んで立ち上がりやすいです。それが30代後半、40代になると、失敗したら最後、次のチャンスが与えられないこともあるんですよね。
傷つくのが恐いのは誰でも同じですが、傷つかなければ勝ち取れないことも多いですよ。面接に不採用になるたび自信を無くしたり、自尊心が低下することもあるでしょう。しかしそこからが本当の勝負とも言えます。
失敗を恐れる裏側には、万能感があると言われています。自分は何でも出来るという思いですね。しかし現実を知るたび、リアルな自分自身を思い知りますし、「人生にはすぐに結果が出ないこともある」と気付きます。
その感情を受け入れた上で、再度チャレンジできるかどうか? が成否を分けるポイントです。
最初から正社員を諦めず、不採用が続いても就職を諦めず、等身大の自分と共に就活を続けて下さいね。諦めず継続すれば、正社員として就職できる企業は必ず見つかりますから。
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