新卒入社3ヶ月で退職する人って多い?
新卒入社、退職まで期間が短い場合
新卒入社3ヶ月で退職する人って多いのでしょうか?
新卒入社後に退職を考えるタイミングは、1ヵ月、3ヶ月、6ヶ月、1年と言われています。
4月入社が多いと思いますので、3ヶ月後は7月ですね。夏のボーナスがある会社でも、新卒1年目は対象にならなかったり、算定期間が少ないため先輩社員よりも少額になると思います。
それでも少しでも賞与が支給されれば、そのタイミング(7月一杯)で退職を考えるかもしれませんし、ボーナスが無ければ無いで「もう働くのがつらい…」と思って辞めることもありますね。
私も最初に正社員として入社したコンサル会社を3ヶ月で辞めましたし、次の会社(会計事務所)は1年6ヶ月、最後に働いた会社(資格スクール)も1年半でした。
最初の会社は別ですが、2社目、3社目は仕事を覚え、円滑に回せるようになってから辞めましたね。どちらも上司に引き留めてもらいましたし、期間は短いですが、自分的にやり残しはありませんでした。
それでも、最初の会社は3ヶ月で退職です。自分から退職を言い出したわけでなく、会社から解雇・リストラに近い形で辞めさせられたのですが、非常に悔しかったのを覚えています。
「おまえにウチの会社は合わない。おまえの価値はゼロだ」と当時の社長に言われたことを良く覚えています。
そのように言われたからこそ、その後のサラリーマン生活で頑張れた部分もありますが…今から振り返って思うのは、どんな会社でも、何かしら嫌な事はある、ということです。
仕事内容に不満があるかもしれないし、人間関係がギスギスしているかもしれない、上司の扱いに不満を抱くこともあれば、給与の低さにストレスが堪ることもあるでしょう。
全てパーフェクトな職場はないですし、それを理解することが大切です。特に新卒入社の会社しか知らない内は、「他にもっと自分を評価してくれる会社があるのでは?」「やり甲斐ある仕事があるのでは?」と思いがちです。
それを心理学的に『永遠の少年』『青い鳥症候群』と呼ぶそうですが、要するに「ここでは無いどこか」に、理想郷があると信じてしまうんですよね。
しかし、そのような会社はありません。組織として様々な人間が働く以上、何かしらの不満は生じるものです。それが嫌なら、独立して自分でビジネスを行うしかないですし、ビジネスを広げようと人を雇えば、やはり色々とトラブルが発生するものです。
会社員生活を過ごすと、学生時代がどれほど自由だったか、可能性に溢れていたかが分かりますよね。しかし大人になるということは、等身大の自分を知ることではないでしょうか。
そのことに抵抗があり、「本当の自分はもっと凄い」と思っていると、入社3ヶ月で退職したいという思いがピークになるのかもしれません。その時期を乗り越えることで、自己を受け入れ、社会人として成長できるのではないでしょうか。
確実な統計データは見当たりませんでしたが、インターネットで情報収集する限り、入社3ヶ月で退職する人間は多いですね。その理由は前述しましたので、ぜひ熟読して下さい。
一点言えることとして、新卒3ヶ月で退職すると、大企業への転職は難しくなります。もし大企業から大企業への転職を考えているなら、最低2年は働く方が良いでしょう。
記事はお役にたてましたか?
他にも多数の記事、就職エージェントへの取材記事も掲載しています。
ぜひご覧になってみてください。
新卒入社3ヶ月で退職する人って多い?:関連ページ