中小企業で働くメリット
中小企業で働くメリット・デメリット
中小企業で働くメリット・デメリットについてお伝えします。
正社員として就職するのであれば、大企業よりも中小企業の方が狙いやすい、ということでした。
まずメリットとして以下がありますね。
・大企業よりも責任ある仕事を任されやすい
・社長や専務との距離が近い
・意志決定のスピードが早い
中小企業は大企業よりも正社員、アルバイト、パートの数が少ないため、責任ある仕事を任されやすいです。
中小企業の社長の考え方として「1日も早く戦力として働いてもらいたい」という思いがありますので、まずは上司に付いて仕事を学び、その後すぐに責任ある仕事を与えられるケースが多いと思います。
法人営業なら入社して1週間後に営業先を回っていたり、事務ワークなら入社後すぐに伝票整理、記帳を行うこともあるでしょう。
私も中小企業と大企業で働いたことがありますが、大企業のように研修体制が充実している中小企業は少ないです。売上的にも、中小企業は毎月が勝負だったりしますので、時間的な余裕が無いんですよね。
ただし退職を予定している社員の代わりに入社するケース(欠員補充)は別です。その社員から仕事を引き継ぐ期間がありますので、その場合はある程度余裕を持って仕事を覚えることが出来ます。
しかし最初から戦力として採用されることも多いく、その場合はすぐに責任あるポジションで働くことになりますね。
結果的に早期に仕事を覚えられる、スキルアップできるというメリットがあります。
次に中小企業は社長や専務との距離が近いです。会社によっても異なりますが、社長室がない中小企業も多いんですよね。そのため、社長から直接アドバイスを得られたり、専務に相談できるケースもあります。
歓迎会や忘年会、新年会のような飲み会でも、経営者や経営幹部と距離が近ければ、アットホームな空間になりやすいんですよね。会社によっては風通しが良く、働きやすい雰囲気が漂っていることもあります。
そして意志決定のスピードが大企業より早いので、仕事がスムーズに進みやすいです。大企業の場合は意志決定者が多いため、一つの議案に対して早期にまとまらないことが多いです。
しかし中小企業は社長の決定次第でスピーディーに進むことが多いですね。即断即決で進む事も多いです。
以上が中小企業のメリットですが、デメリットは以下です。
・大企業よりも不安定なことがある
・サービス残業の可能性がある
中小企業は大企業よりも規模が小さいので、倒産のリスクが常にあります。大企業も倒産する時代ではありますが、中小企業の方がその確率は高いのではないでしょうか。
「長く働きたいと思っても倒産の可能性がある」ということを、常に頭の中に入れる必要がありますね。
次に中小企業の場合、まだまだサービス残業が多いです。労働基準法上では残業、深夜労働の割増賃金が明確に規定されていますが、実際に全ての中小企業が残業代を支給しているわけではありません。
大企業でもサービス残業が問題になっているくらいですから、中小企業は更にサービス残業が多いと言えます。
他にメリットの裏返しによるデメリットもありますね。責任ある仕事を任されやすいため、1人1人の負担が大きくなったり、社長や専務と距離が近いため、逆に居心地が悪くなることもあります。
ワンマン体質の中小企業も多いので、その辺りを踏まえた上で求人探しを行ってみて下さいね。
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